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ペットの安全を守るための法律!ペットフード安全法について解説

2023年06月14日
ペットの安全を守るための法律!ペットフード安全法について解説

ペットを飼っている人なら、ペットフード安全法という言葉を一度くらいは耳にしたことがあるはずです。しかし、ペットフードの安全にかかわる法律であるとはわかるものの、詳しい内容まで把握している人は少ないでしょう。ペットを家族として迎え入れている飼い主さんは、知っておくべき法律です。ここでは、ペットフード安全法の内容や安全なペットフードの見分け方について解説します。

 

1.ペットフード安全法とは

ペットフード安全法は、正式名を「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」言い、2009年に施行された比較的新しい法律です。

 

1-1.ペットフード安全法が施行された目的

ペットフード安全法が施行される前は、ペットフードの安全性は製造業者にゆだねられていました。そもそも、ペットフードは食品として分類されておらず、細かい規制は設けられていなかったのです。そのため、人間の食品には使えないような添加物も使用されていました。2000年以降はペットブームに拍車がかかり、ペットの食の安全を危惧する飼い主も増加したことから、ペットフードの安全のために環境省と農林水産省が共管してペットフード安全法を施工しました。

 

1-2.ペットフード安全法の対象となるもの

ペットフード安全法の対象となるのは、基本的に犬と猫のフードになります。総合栄養食、一般食、おやつ、生肉、サプリメント、ミネラルウォーターが対象です。医薬品やマタタビ・猫草、調査研究用フード、玩具などは、ペットフード安全法の対象から外れます。

 

1-3.ペットフード安全法に違反した場合の罰則

ペットフード安全法の規約から外れたペットフードを販売するなど、法律に違反した場合の罰則は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金と定められています。違反行為が発覚した場合は、国から業者へ製造禁止や輸入・販売禁止などの命令が下されます。

 

2.ペットフード安全法の規約

ここからは、ペットフード安全法の規約について詳しく解説します。

 

2-1.基準・規格に合わない・有害物質を含むペットフードの販売禁止

使用が禁止・制限されている成分には、添加物のエトキシキン・BHA・BHT、亜硝酸ナトリウム、農薬グリホサート、クロルピリホスメチル、ピリミホスメチル、マラチオン、メタミドホスがあります。また、汚染物質としてアフラトキシンB1、デオキシニバレノール、カドミウム、鉛、無機砒素なども含まれます。 

 

2-2.5項目の表示義務

ペットフード安全法では、ペットフードの名称、賞味期限、原材料名、原産国名、事業者名及び住所を表示することを義務付けています。ペットフードに問題があった場合、どんな成分が含まれ、どの業者が製造しているのかを効率的に見つけるための規約です。原材料は添加物も省略できず、量が多い順に記載する必要があります。 

 

3.安全なペットフードの見分け方

ペットフード安全法が施行されて以降は、ペットフードの安全が高まったのは間違いありません。しかし、市場で反日されているペットフードが全て安全というわけではありません。添加物だとわかりにくい書き方をするなどして、消費者を惑わす業者もあるからです。そのため、安全なペットフードを見極める知識を身につける必要があります。

 

3-1.成分表をチェックする

ペットフードの成分表を確認し、良質のタンパク質源や健康的な炭水化物源が含まれていることを確認しましょう。また、添加物が少なく、天然の栄養素が豊富であることが望ましいです。良質な成分が使用されている場合、魚、鶏肉などわかりやすい言葉で記載されています。聞きなれない単語が記載されている場合は、注意しましょう。 

 

3-2.ブランドの信頼性を確認する

信頼できるブランドから購入することが重要です。製造元の情報、品質管理についての情報、適切なライセンスや認証を持っているかどうかを確認することが大切です。国産のブランドは日本の規格に沿って製造されているため、比較的安全性が高いと言えます。 

 

3-3.注意すべき成分

ペットフード安全法で規制されていないものの、注意すべき成分もあります。例えば、肉副産物やミール、家禽ミール、4Dミートは、ヒューマングレード以下の質の悪い肉を使っている可能性が高いので注意しましょう。鶏肉、牛肉などと記載されているものが安心です。特に、4Dミートは病気で死んだ動物の肉が使用されている可能性が高いです。また、でんぷん類や加工でんぷん、コーンミールなども栄養価は少なく、かさ増しのために使用されています。成分表の最初の方に表記されている場合は注意が必要です。

 

4.まとめ

ペットフード安全法は、ペットの食の安全を守るために必要な法律です。しかし、それだけに頼っていてはペットの食を守ることはできません。しっかりと目を光らせ、ペットフードの成分や安全性をチェックすることが大切です。

 

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